1996日本
导演:山崎幹夫
子どもの頃、近所でライオンを飼っていた店があったというのはまったく本当の話。そのライオンが近ごろ自分の夢の中に登場する。気になる。母親にインタビューしたり、30年前のその場所を再訪したりする。もはやかつての面影などまるで残っていない街。
夢の中に出てくるライオンは、その背中に女神さまを乗せている。あきらかにそれはヒンドゥー教のドゥルガー女神さまだ。今度はインドの神様ポスターや。インド映画の一シーン、さらにはファミコンゲーム画面を引用して、夢のイメージの出所を語る。
最後に少年時代の自分(横井俊太郎)が現れ、今の私に「ライオン、どこいっちゃったの?」としつこく聞く。私は「おとなになった君の夢の中でまた会えるよ」と言う。